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2010年4月19日月曜日

筑波大STEPさん燃焼実験見学


どうも。最近めっきりご無沙汰してました。
3DCADの中の人です。


18日の日曜日、筑波大学宇宙技術プロジェクト(STEP)さんが開催された公開燃焼実験を見学させていただきました。

設備の都合で残念ながらエンジンの点火は出来なかったようですが、いろいろなことを勉強させていただきました。

以下、写真付きで簡単なレポートを…。

↑春の日差しうららかな筑波大学「虹の広場」

心配だった天気も燃焼実験日和(?)で、筑波大のキャンパスは非常に気持ちの良い環境でした。
ここ数週間は真夏日が出たあとに雪が積もったりと非常識極まりない天気が続いていましたから、晴れて良かったですね(^_^;

写真右手にあるテントが広報ブースで、中央奥が燃焼試験台、その左手にあるのが防爆用の土のうを備えた点火所です。

会場の広場はビニールテープで完全に封鎖されており、近くの道路には
「燃焼実験中 爆音注意」の張り紙が…。


広報ブースではSTEPさんの活動紹介や実機の展示が行われていました。


プレゼンテーションの様子

中央の大型ディスプレイには試験台付近の映像がリアルタイムで中継されていました。


展示されていたSTEP 04.5
STEPさんの機体は相変わらずカラーリングがステキです。
(個人的には05ももう一度見てみたかったのですが…)


点火シーケンスを見守る見学者の方々

残念ながら今回は実験設備の不具合でN2Oを充填することが出来なかったようですが、安全管理や広報面で非常に勉強になりました。

また、当日は特別に試験台の付近まで立ち入らせて頂き、筑波大独自の縦置き型試験台についてご紹介頂きました。
お忙しいところ本当にありがとうございます。

エンジン固定板の加工が素敵だったり、東海大でも検討しているタンクの温度計測をすでにやっていらしたり、語り始めると止まらなそうです(笑)
いい加減長くなりすぎているのでこの辺で…。


最後になりましたが、お忙しい中、丁寧に説明してくださったSTEPさん、
本当にありがとうございました!!

2010年3月7日日曜日

生存宣言&機体完成…?

どうも。
最近めっきりご無沙汰してました。3DCADの中の人です。
卒論で忙しいなんて発言を最後に書き込みが途絶えていましたが…
だいじょうぶです。"まだ" 生きてます。
2010/03/07 4:32 @JST現在


お陰さまで卒論の方もなんとか完成し、どうやら無事に卒業できるっぽいです。
皆さまにはご迷惑おかけしましたm(_ _)m


で、気になる製作活動の方なのですが、だいたい完成しております。
あとは細かい部分の調整やすり合わせ、塗装を残すのみです。

小さく分割できるのがモジュール式構造の密かなメリットのひとつです。


今回は機体の完成直前まで設計変更が相次ぎ、設計担当としてはホント、大変でした。
エンジンが変わったりパラシュートが変わったりテレメータの無線機が変わったり…etc.etc.

それぞれきちんと理由がある設計変更なのですが、それでもそれに合わせて各部の調整を行うのはやはり大変です。1本のチューブから切り出す昔の機体構造だったらとっくに打ち上げ中止になっていたところでしょう。

ここまで頑張ってくれたメカ班の中の人、お疲れ様でした。
打ち上げ準備まであと少し、頑張りましょう。


最後に、機体(ほぼ)完成で疲れ果てたメカ班の中の人の写真を一枚…。





タイトルは「構造機構班」です。



…きちんとしたご飯も食べてますよ?  …たぶん。



2010年2月10日水曜日

各種取り揃えております。


こんにちは。
3DCADの中の人です。

卒論の関係でこんなものを作ってみました。

左から順に、J型、K型、L型の標準ロケットです。

打ち上げに最低限必要な、エンジン/パラシュート/分離機構/分離回路の他に500gのダミーペイロードを搭載しています。(カンサット等ではない、非放出系ペイロード)

海上回収能力とテレメータ機能は持ちませんが、十分に広い射場があればそのまま運用出来るレベルに仕上がっています。

気になる重量の方は…(TV通販的に)

J型---5.0 [kg]
K型---5.7 [kg]
L型---8.0 [kg]

となります。
いやぁ、作っといて言うのもなんですが、軽いですよね。
0.5kg分はペイロードですからね。
(ちなみに各部を詰めればもうちょっと軽くできます)

僕が最初に設計した12号機が同じくらいのペイロードで、J型 6.5kg だったんですが。
KとかLとか、このまま打ったらどこ行っちゃうんだろう…。

ちょっと、楽しくなってきますよね。


え? 来年の能代イベント? ゲリラ的犯行? 確信犯?
いやぁ、なんのことでしょう。さっぱりわからないなぁ…。
あはははは。



2010年2月2日火曜日

NASAの新計画


ひとつ前のエントリでN2Oタンクの人が書いてます。

いやぁ、これ、羨ましいですね。
すごく堅実かつ豪勢な計画です。
NASAがようやく本気になった感じです。

ジャーナリストの松浦晋也さんのブログに要約(?)が載っています。

ぜひ読んで下さい。


どっかの大統領が月に行くとか言わなければこうなっていたんでしょうか。
いや、コンステレーション計画(アレスシリーズと月探査)とシャトル問題のおかげで色々と叩かれまくって、本気になった、といったところな気がします。

とにかく、アメリカは(というかNASAは)本気です。
追いつけないとかそういうレベルじゃなく、考えの深さが日本政府の比ではありません。

キモになる推進系の他にも、太陽系探査と地球探査にも相当力を入れてきています。
(次の有人探査の候補に小惑星が入っていることも理由でしょう)

このままでは日本が太刀打ち出来る分野はなくなります。

二足歩行とかアホなこと言ってないで工学的に正しいことをしないと、10年後の宇宙開発に日本の居場所は無い可能性が高いです。

世界の宇宙開発が大きく変わります。というかようやく動き出します。
これは、なかなかやばいですよ?

卒論発表の準備なんてしてる場合じゃないです(←これは現実逃避)
明日発表の3DCADの中の人でした。




2010年1月26日火曜日

飛行成功

最近投稿が多くていいですね。


下のほうで話題に上がっていた川崎重工製の新型輸送機「C-2」のプロトタイプが無事、初飛行に成功したそうです。


Image Credit : 防衛省


機体の強度不足などで飛行試験が遅れていましたが、これでようやく日の目を見ることが出来そうです。

いやぁ、よかった。
好きな機体な上に、OBの先輩も関わっているらしいので嬉しい限りです。
早く正式に稼働をはじめて活躍して欲しいところですね。

以上、戦闘機よりも輸送機の方が好きな3次元CADの中の人でした。



2010年1月24日日曜日

D型ブースター

卒研と打ち上げの準備がどちらも正念場を迎え、さすがに忙しくなって来ました。
3次元CADの中の人です。

高回転状態を維持すると馬力は出ますが、いかんせん燃費が悪化します。

ということで、さっき近所の薬局で液体式のブースターを買って来ました。

D型と呼ばれる前から運用していたものと、F-I型というちょっと強力なタイプです。



月まで行ったどこかの馬鹿でかいロケットのエンジンに同じ名前のものがありましたね。

こうして束ねるとよく飛びそうなのですが、残念なことに構造上クラスターには出来ません。
(用法・用量的な意味で)



実は、中の人の間では有名な話なのですが、D型リキッドヒューマンブースターには運用上の面白い注意事が書いてあります。


それは…
[相談すること]

医師になのか上司になのか、それとも友人でも誰でもいいのか、若干情報不足の感はありますが、ともかく一人で悩んでないで誰かに相談しましょう、という事のようです。

さぁて、これ飲んで頑張りましょう。
応援してくれている人は沢山います。



2010年1月16日土曜日

・・・太るぞ?


どうも、3DCADの中の人です。

今日/明日の2日間、東海大学ではセンター入試が行われています。
(受験生の中の人、がんばれ~)

センター試験の準備のため、昨日は大学はお休みでした。

大学に入ることが出来ないため、急遽大学外でメカ班会議が行われたのですが・・・。



なんだか楽しそうな1年三人組です。

すげー良い笑顔です。お見せ出来ないのが残念。


みんなでガストのデザート制覇に挑戦したらしく、すごい勢いで大量のスイーツを食べ続けていました。


・・・たまにはこういう会議も良いかな?

2010年1月1日金曜日

賀正2010


あけましておめでとうございます

3次元CADの中の人です。

早いもので2009年も終了してしまいました。

2010年もポツポツと更新していってくれると信じていますので、どうぞうよろしくお願いします。


2009年12月27日日曜日

ひぱれー

どうも。
3DCADの中の人です。
今日は大学でコンブ班の燃焼実験とぞうきん班の引き張り試験がありました。
(年末?  そんなの関係ないです)
燃焼班の方はそのうち誰かが書き込んでくれるでしょうから、僕の方からは引きはり試験の様子などを。



この機械は東海大が誇る(?) その名も「100t万能試験機」。

なんとこの機械で最大100トンもの荷重をかけることができるらしいのです。

なぜ「らしい」かは、実際にそんな大きな荷重をかけたことが無いから(-。-;;

(100tonって、戦車2台分くらいですよ?)


真ん中に小さく写っている黒い長方形がロケットの一部分で、これを両端から引っ張ってどこまで耐えられるかを調べます。

壊れたあとは、

こんな感じ。


ここで得られたデータを元にして機体の肉厚などを決めていきます。

2009年12月24日木曜日

遊んでみた


最近、全然更新できてないですね・・・。

申し訳ないです。

クリスマス・イブとかぜんっぜんカンケーなく、
こんなん作ってみました。

どーでしょうか?
>JKの中の人とか

CADだとちょっと大変だけど、塗るのはラクです、多分。


2009年12月3日木曜日

うみの向こうのライバル(NZ編)



数日前、こんな記事を見つけました。

東海大のロケットの中の人ならみんな読んでる(よね?)『sorae.jp』の11月30日の記事です。

Image credit: 3NEWS/Rocket Lab

正直、最初に読んだときはただの固体サウンディングロケットだと思ったのですが、N2Oタンクの人に言われて調べてみると、なんとハイブリッドだそうです。

しかも、N2Oを使った自加圧式で、わりと若い方数人で開発された模様。

なんか身近です。

Image credit: 3NEWS/Rocket Lab

ランチャも油圧?を使っている点など、「コレが作りたかったんだよ」的な仕様です。

打ち上げ前質量約 65 [kg] (推進剤込み)、燃焼終了時質量約 20[kg]
最大推力:6.5 [kN]
トータルインパルス:100,000 [N・sec]
直径 150 [mm] 全長 6 [m]

ちなみに今度打つ東海大のロケットが、概ね
1 [kN] / 3,000[N・sec]
120 [mm] / 2 [m]
です。

なんか近いでしょ?
(向こうは2段式ですが)

タンクの人曰く比推力もウチと近いとのこと。
しかもこいつ、無火薬式分離機構を使ってるっぽいんです。

ライバルです。すげーどんぴしゃに同じ事やってます。
目指している地点もたぶん同じです。
向こうが数年先を行っているのが悔しいですが、この道を歩くのが僕らだけでないと分かったのは嬉しいですね。
がんばらないと。負けちゃいます。

↑ぜひ見て下さい。

競い合うライバルがいるから前に進めるんです。
この道は僕の目指す道ですが、他にも色んな道があるはずです。

1,2年生諸君、はやいところライバル(と道)を見つけて頑張って下さい。
時間はどんどんなくなって行きます。
(ボソッと)ワークショップ、サボりやがって(-。-#)




2009年11月28日土曜日

・・・3倍だと?

こんにちは。

3DCADの中の人デス。

最近、政治関連のエントリが続いて「ここはマジメなblogなんだ」という誤解を招きそうですので、
(え?)
ここらで正しい路線に戻したいと思います。


宣言。
このブログは単なるロケットの中の人の日常を報告する場所です。
マジメなことばっかり考えているわけではありません。
宇宙とロケットに関係あればなんでもOKです
(じゃあGX記事OKじゃん、というツッコミは無しで...)


で、今日のネタは...

・・・カレーです。
左がN2Oタンクの中の人。右が3DCADの中の人。

∞号館の食堂の「トリプルカツカレー(650円)」と、「ハーフカレー(180円+チーズ50円)」です。

おおきなおとをだしてひをふいてもえるエンジン屋さんには、大量の、どちらかというとガテン系な食事が必要です。(キムチ○×とか好きですよね)
んで、分離機構とか、オープニングショックとかを扱っている機体&セパ屋さんは胃を痛めているせいでゴッツイ食事は苦手です。

打ち上げに行くとよく分かります。
燃焼班の人、がっつり食べます。作業がハードなので食べないと動かなくなります。
(打上の日は大抵食べられません。スケジュール的に。)
機体班の人、食べません。基本的に固体にはネガティブです。ゼリーとかヨーグルトとか好んで食べます。
(打上の日は大抵食べられません。精神的に。)

このように、この写真にはロケット開発を行う人間の衛生面、精神面が反映されているのです。
深いですね。









...ハイ、ごめんなさい。
宇宙に関係ないですね。
でも、カレーと宇宙には深い関係があるのです。
宇宙に行くとムーンフェイス現象といって頭に血液が上がってきて鼻が効かなくなるため、匂いの強いカレーは宇宙食に向いているという話です。
実際、ISSでの宇宙食にも最近になって採用されました。
無重量で飛び散らないのも良いらしいですね。
(実際には、少し匂いがキツく、粘度の高い専用品が使われるそうです)


...やっぱり関係ないですね。
では最後にロケットの画像でお口直しを。
現在開発中のロケット、コードネーム「XL」です。
実はこのblogではネタにしていなかったかもしれませんが、

海打ちやります。

海に向かって打ち上げて、海上で回収します。
本当は来年末か再来年あたりに出来たらいいな、の予定だったのですが、
秋○先生の中の人のおかげで(せいで)予定が随分と前倒しになりました。
本当にありがとうございますm(_ _)m

ただコンポーネントの開発が大変です。
大車輪もいいところです。
本当ならリカバリーシステムやテレメータは事前に打ち上げ試験を(陸で)やりたいのですが、その暇もなさそうです。
ぶっつけ本番なので胃が痛みます。
でもガンバリマス。海打ちは僕らと先輩たちの夢ですから。
なんとしても実現したいです。


・・・冬の打上で10kg痩せた(そしてイマイチ戻らない)3次元CADの中の人でした。

2009年11月14日土曜日

最近のニュース


3DCADの中の人です。
ここ数日の気になるニュースを2つ

事業仕分け 科学予算バッサリ
新内閣の元で行われている無駄予算の切り捨てで、科学関連の予算も結構削減されたようです。
スパコン開発は先送り、海底研究予算も削減。
科学未来館の運営見直しと、理科授業支援費のカット。
最後の奴なんかは身近なところで影響を受けている知人が数人いそうです。
秋○先生の中の人あたりにも影響してるんじゃないでしょうか。大丈夫かな。
やっぱり景気が良くないと科学研究はできないんでしょうねー。
ただ、理科授業支援費のカットはちょっと気になります。
大変な時代だからこそ、子供たちには理論的な考え方を学んで欲しいような・・・。
古文/漢文よりは大切な事だと思うのですが・・・。
単に「予算額」という数字を基準に話を進める、というのも、ちょっと気になるところ。
クルマのスペックじゃないですけど、数字が良ければ良いってもんじゃないと思うんですが

○NASA LCROSS探査機 月面から水を発見
NASAのLCROSS(エルクロス)月探査機による探査によって、月に水が存在することが明らかになったそうです。
この探査機は、月軌道投入に使ったアトラスロケットの最上段を月面に突っ込ませ、その際に生じる塵などを観測した後に、自分自身も同じ地点に突っ込む(こちらの観測は地球から行う)という、思い切った思想の探査機です。
頭が良いのか悪いのか。いいんだろうな、きっと・・・。

で、この捨て身の探査によって、噴出した物質の中に水が含まれることが判明したそうです。
果たしてどの程度の量(分布)なのか?、実際的に利用できる状態なのか?
詳細な結果が気になります。

月面に水があるかは将来の月探査に非常に大きな影響を与えるファクターみたいですから。
でもやっぱり月より小惑星の方が有人探査は楽なんじゃないかとか思ったり。
"有人基地のための"有人基地を月面に築くくらいなら、ガリレオ衛星の無人探査でもやって下さいな、と思います。エウロパの海の中を見てみたいですね。
(小惑星よりは随分遠いですが・・・)

そんなこんなで気になったニュースでした。
この時間(夕方)にブログ更新するの、すごく久しぶりな気が・・・。
朝4時台なら珍しくないんですけどね-。

2009年11月10日火曜日

建学祭&航空宇宙産業展レポート

3DCADの中の人です。
お約束通り(?)ここしばらく何をやっていたのかの活動報告をしようと思います。
中の人ブログ史上もっとも写真の多い記事になりました。

では、どうぞ。



<建学祭準備 編>

↑1年生の誰だかが旋盤加工をしているところです。

GFRPのチューブから機体の部品を作ります


↑ちょうど準備でみんなが円形にいた日に、NASAのアレス1Xロケットの試験打ち上げがありました。
ということで、野良無線LANを拾い、○篠研からサルベージしたコンポでSRBの響きを大音量で味わうことに。

みんなでNASAを見守る、の図。ロケット打上直前の緊張感はみんな肌で知っているので、なんとなく空気が緊張しています。
が、しかし。結局この日は悪天候で打上は延期に...。せっかくみんなで見てたのに。



と、いうわけで2週間ほどの努力の結果、H-XLの実物大モックアップが完成しました。
大きいロケットですね。
ロケットが大きいんです、念のため。
本人の希望により、でかちゃれマークではなく黒線にしました。
彼は最後にもう一回登場します。

完成したロケットは建学祭で展示された後、東京ビッグサイトで開かれる
東京国際航空宇宙産業展2009
に出展します。
イベント名が長い。


↑そうそう、1年生たちがロケットのスタンドを作ってくれました。Good Jobです。
これでMISUMIのフレームはもう怖くないね?
新型ランチャー、楽しみにしています。


<建学祭当日 編>

↑建学祭当日。なぜかニコ生に出演。
説明中の学生代表の中の人。
コメント下さったみなさん、ありがとうございました。


建学祭で売られていた「神」こと5号館のおっちゃん製、ステンレス削りだしの文鎮。
ステンレスを削るのってすっごく大変なんです。表面がメチャメチャきれいで感激です。
建学祭の間は祭を楽しむのに夢中であんまり写真がないです。
あとは花火くらいかな。きれいでしたね。


<東京国際航空宇宙産業展2009 編>
(長い...。)


あんまり名前が長いんでASET2009と略します
聖地こと東京ビッグサイトで行われました。
なんかもう空気がコミ○っぽいんですよ。ポスターとか。

でかくて全部収まり切りません

左側。僕らが展示を出したのはこのさらに左にあるウイング内です。


で、展示ブースまでが長いんだ、これが。
ビッグサイト内の移動だけで10分近くかかります。


展示ブースはこんな感じ。
これはエンジンなんかを追加した2日目のショット。
写真は普段カメラを構える側のグラファイトの中の人。



展示内容はパネル、XLモックアップ、エンジン、燃料、分離機構、分離回路、動画、ほか、といったところ。
実際にフライトを行ったエンジンということで、好評でした。

初日に行われた飛行デモ中の消防ヘリのお腹。
犬や猫だとお腹を見せるのは信頼の証らしいですが、ヘリの場合はどうなんでしょう。

こちらは威嚇の図、...ではなく、「お辞儀」だそうです。
写真で見るとちょっと怖い。
ASETの主役は優れた技術を持った中小企業さん。
こちらはアルミ総削りだしで肉厚なんと0.5mm。
前後にアクリル板を入れて固定しないと自重で変形するとのこと。
もちろん手で触っただけで曲がります。

この大きさで0.5mm...。 すごい世界です。もちろんNC(数値制御)加工ですが、NCマシンをキチンと使いこなせないとこんな加工は出来ないはずです。

ひたすらすごい。 上端が反って見えるのは写真が下手くそだから。実際はまっすぐです。


 「削る」  なるほど。そのままですね。

↑夜のお台場。小さなトイカメラで撮ったんですが意外と綺麗に写りました。

2日目にみんなで食べたオムライス。手前は観測隊長が頼んだLサイズ。
写真で見ると普通ですが、けっこう想像を絶するサイズです。
奥のが普通のオムライスのサイズ。

と、いうわけで最後の方はただの旅行記みたいになってますが、この2週間ほど何をやっていたのかの報告でした。
ASET2009での詳しいお話はまた今度。
3DCADの中の人でした。




では、最後に...。








<番外編>

↑建学祭最終日の打ち上げ(Launchではない方)での1枚。

ごめんね~。 ブログに上げるって約束しちゃったから。 学生代表の中の人と。
黒線でよかったんだよね?


2009年11月7日土曜日

どうも

3次元CADの中の人です。

学生代表の中の人経由で某秋田大学のせ○くんの中の人に「更新が少ない」と怒られてしまいました。

このブログ、実は結構見てる人多いんですね。
いい加減なこと書けないな・・・。


建学祭の最終日、11/4から東京ビッグサイトで開催されていた東京国際航空宇宙産業展2009にブースを出してきました。
建学祭で展示していたエンジンたちやモックアップを展示して、企業の方や官公庁の方、プレス関係の方など沢山の方とお話しできました。

いろいろと面白い話も出てきたのですが、建学祭直前からモックアップ作りで忙しかったので詳しい話はまた後で。(←どうせ書かない)

モック作りで1年生が旋盤回してる写真とか、産業展での消防ヘリの展示飛行とか、いろいろアップする予定です。

今日はこれで勘弁して下さい。

今日の夕方からせ○くんの中の人と飲みの予定です。

2009年10月16日金曜日

最近の若者

WBS(テレビ東京のビジネス系ニュース番組)で、雇用情勢の悪化が報じられていました。
完全失業者と、前政権による雇用対策がなければ失職していたと思われる人の合計は、全体の9%近くに上るそうです。
(9%というのは米国の失業率とほぼ同じだそうです)

特に若者の失業率が高く、10代~20代の失職者は9%かそれ以上と言われています。
僕らと同年代の10人に1人は働こうと思っても仕事がないのです。

番組では日本と欧米諸国の職業訓練所に関する違いにも触れていました。
欧米では「企業が要求するスペック」まで叩き上げるステップアップの場であるのに対し、日本では基本を習得するレベルまでの「セーフティネット」に過ぎないというのです。
職業訓練所でコンピュータを利用した設計(CADのことでしょう)を習った若者が仕事に就けないという話を例として挙げていました。

「3次元CADの中の人」を名乗る僕は、大学2年の頃に3DCADについて自分で調べ、フリー版をダウンロードして使ってみたり、有料の教育版(ただしCADとしては破格)を買って使ってみたりしました。
誰かに教えてもらったわけではありません。自分で勉強しました。
今ではロケットの設計のほとんどの部分でCADの支援を受けています。
「3次元CAD利用技術者試験1級」という資格を得ることも出来ました。

(よく、「CADが使える=設計が出来る」だと勘違いしている人がいます。実際にCADを利用して何かを設計してみればすぐに分かりますが、これは大きな間違いです。CADが使える、というのはコンピュータの中に自分の望む形状を作り上げる事が出来る、というだけで、本質的には鉛筆を使って自分の作りたい物の絵をノートに書ける、ということと違いはありません。設計が出来ない人間がCADを使って物を作っても、それがまともに機能することはまずありません)

僕がCADについて自分から調べてみたのは、CADが使えるエンジニアになりたかったからです。
今ではそれは、(CADを使って)優れた設計が出来る設計者になりたい、という希望と替わっています。

これから、僕などは比較にならないくらい頑張っている外国の若者が日本にやってきます。
彼らは必死です。自分の人生をかけて勉強しています。

「使える人材」になろうと必死にならないと、確実に負けます。
日本は自由の国です。平等をうたっています。仕事が出来る、やる気を持った若者は企業から歓迎されます。その人の国籍など関係ありません。

「外国人は人件費が安いから仕事に就ける」のではありません。
彼らが熱心に自分のスキルを高め、「使える人材になろう」と、とてもとても努力しているからです。

今の日本人の若者は根本的に勘違いしています。
「仕事が出来ない人間」に良い就職先などありません。
「仕事が出来る人材になろうとしていない人間」ならもっとです。
日本の学生はもっと危機意識を持った方が良いです。
「仕事が出来なくてもなんとかなる」時代は終わりました。

自分のスキルを高め、社会の役に立てる「人材」になろうとしなければ、就職先など見つかりません。
「自分は努力した」事はそれほど重要ではないかもしれません。
「努力して、その結果使える人材になれた」という結果で評価されます。

厳しいですね。
これから、もっと厳しくなりますよ?

うちの団体は「使える人材になろう」とする人にとっては比較的良い環境が整っています。
でも、使える人材になろうとしない人、そのための努力を嫌がる人にとっては居心地が良くないかもしれません。
それを不条理だと思う人は、きっと、これからの世界で苦労します。

自分から努力することは、評価の対象になるかは別にして、とても大切な事です。
「勉強」は学校の授業で教えてもらったことを覚えること、などと言っている人は確実にアウトです。

自分の目指す姿を見つけて、それに近づくための努力が、「勉強」なのではないかと思います。

2009年10月9日金曜日

Hじゃない18号


・・・エポキシの人がお天道様のこと悪く言うから。

どうも。
最近潜伏中の3DCADの中の人です。

エポキシの人のせいかどうかは分かりませんが、台風18号、上陸しましたね。
史上最強クラスとのことで、各地で影響があったようです。

朝7時半頃、たしか台風が長野かどこかにいた時間ですね。
近くのコンビニまで歩いてみたのですが、たしかに、風強い。
まるで一面風洞の中みたいです。

東海大の誇る(?)ゲッチンゲン式大型低速風洞は、低速とはいえ最高40m/sを叩き出す、結構強力なシロモノです。

機体系新入生への毎年恒例の儀式として、稼働中の風洞の中に放り込まれたことがあるのですが、30m/sを超えると正面を向いて息が出来ません。
40m/sになると、半身にならないと吹っ飛ばされます。

今回の台風は中心付近で最大45m/sとのことで、上半身に40でもキツイのに、さぞかし凄まじいことになってるんだろうなぁ、などと想像したりしていました。



ちなみに、我が家のTVくんが台風情報の途中で突如、なにも写さなくなってしまい現時点で復旧しておりません。
アンテナ飛んだかな・・・。
あんまり見ないから困らないけど、そのうち直ってくれると良いな。


↑大昔の風洞試験の様子(H-9風洞試験用1/2モデル)

2009年10月4日日曜日

じゅうがつよんにち

3次元CADの中の人です。

今日は有人ロケット研究会(MRP)の定例会に行ってきました。
いろいろな話が出来たり聞けたりして有意義な会でした。

MRPと学生ロケットが協力すれば三宅島にスペースポートを開港することができるのではないか、という議論の中で、三宅島での燃焼実験が出来ないか、という話がありました。
とりあえず年末くらいまでに何人かで下見に行こう、という話が出ています。
三宅島からN型みたいな超大型ロケットがガンガン上げられたらすごく楽しいと思いませんか?
ここ数年の僕の夢がかなり現実的になってきました。
楽しみです。



↓=====下書き=====↓
さんじげんろけっとのなかのひとです。
きょうは、ゆうじんロケットけんきゅーかいのてーれーかいにいってきま
した。たくさんたくさんおはなししてとってもたのしかったです。
こんどみやけぢまでねんしょうじっけんをやれたらいいなというはなしをしました。
えむあーるぴーのひとが、ことしのうちに、みんなでみやけじまにりょ
こーにいこうといっていました。
とってもたのしみです。
しまででっかいロケットがあげられたら、とってもたのしいとおもいま
す。

のみかいのあと、しんじゅくえきであまーいあまーいどうなつをたべまし
た。とってもおひしかったです。


2009年9月11日金曜日

H-IIB打ち上げ成功!!

某OBも中の人をやってらっしゃるH-IIB、無事に上がったようですね。

生中継見ようと思って途中で寝ちゃいました・・・。

打ち上げられたHTVは今後、ISSまで一週間ほどかけて、緊急回避の試験等を行いながらゆっくり接近するそうです。

JAXAのHPではISSとのランデブー/ドッキングも中継するそうなので、次の楽しみはそこですかね。

H-IIBの開発では、1段目タンクやフェアリングなど、やっぱり機体屋さんが大変だったそうです。
分離試験が緊張した、とか、ちょっぴり身近に感じられるコメントをされていました。

ともあれ、無事に打ち上がって何よりです。
新型機でISS関連のミッションということで、一般のメディア(新聞etc.)でも結構取り上げられていましたね。
ロケット関連の良いニュースがもっと一般の人の話題になれば、と思います。


2009年9月7日月曜日

吸うと気持ちよくなれる

3DCADの中の人です。

ちょっと前の話になってしまいますが、朝日新聞のニュースサイト(asahi.com)に、こんな記事が掲載されていました。

全国のアマチュアハイブリッドロケッター(LOX派除く)にとっては無視できない話かもしれません。

亜酸化窒素が最大のオゾン層破壊物質 米機関が警告

亜酸化窒素、別名N2Oは僕らが作るハイブリッドロケットの酸化剤として利用している物質です。
毒性がなく、常温で自加圧性を持つなど液体酸素と比べて扱いやすいためにアマチュアクラスのハイブリッドロケットに多く使われています。
(ちなみにCAMUIロケットは液体酸素(LOX)を使用)

世界で初めて宇宙空間に到達した民間宇宙機のスペースシップワンも酸化剤にN2Oを使っています。
性能面では液体酸素に劣るのですが、まぁこの辺の専門的な話はずばりN2Oタンクの中の人が丁寧に、分かりやすく語ってくれるでしょう。

で、この亜酸化窒素が、かの有名なフロンガスを超えるオゾン層破壊効果を持つ、というのがこの記事の概要です。
オゾン層を破壊する力自体はフロンの方が高いらしいのですが、亜酸化窒素は大気中で分解されるまでの寿命が長く、また、近年フロンガスは国際的に排出量が規制されているためトータルではN2Oの方がオゾン層に大きなダメージを与える、ということだそうです。

ついで(?)に亜酸化窒素はCO2なんて比較にならないくらいの地球温暖化効果を持っているそうで、なんにせよ最近はやりの"エコ"にはほど遠い物質のようですね。

んー、そのうち「ベントポートからのN2O排出量制限」とか「冷却用N2Oのダンプ規制」なんてものが始まるのでしょうか・・・(笑)

以上、エントリの主目的はタンクの人への振りでした。
きっと面白い記事を書いてくれるでしょう。