2011年1月5日水曜日

歳末超音速キャンドルキャンペーン

12月25~28日に実施された表記のキャンペーンは冬季エンジン担当の中の人という尊い犠牲を対価として(死んでない),終了しました.

24日夜に鍋を突きつつ飲み,
25日夜に東海大ロケッティアーズ大忘年会を実施し
(本年も浦霞純米大吟醸とMACALLAN12年といつもの天鷹などなど大変良質な持ち込みが多々御座いました.)
26日に高校の同期と飲みに出かけ(あんま関係なし)
28日に燃焼班4名で終電まで飲むという

なんとも気の狂ったバックスケジュールがあったのはここだけの話です.書き出すとホント頭おかしいと思う.(ちなみに冬季エンジン担当の中の人は付いて来れませんでした)


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燃焼室内に仕込んだ保炎器の効果で,燃焼室圧力を上げても燃焼振動は低いレベルに抑えられる,というのが今までの見解でした.しかし燃焼はやはり生物です.そう簡単にはいってくれず,インジェクタの圧力降下を小さくすると,保炎器の有無に関わらず顕著な振動が見られるという結果を得ました.

何にせよ,改善点を多く見いださせる,実り多き実験になったのではないかと思います.その場に居た人間が「あそこをいじればもっと良くなるのでは?」「今までのモノと傾向が違うのは何故か?」と首を捻れる実験は良い実験です.改良あるのみです.

意外だったのは,今まであまり差が付いていなかった燃焼効率に有意な差が認められた事です.実は元旦の夜から実家のコタツで解析作業をやっていたのですが,何というかお年賀を頂いた気分です.
(元旦から解析をやっていたのは暮れを飲み明かして居たからなのですが)

まああんまり話が長くなっても何ですから,一つ画像など見て頂く事にしましょう.



図1 今まさに300N超の推力を出しているところ


これはキてると言わざるを得ない.


輝炎の出ない排気をはじめて見ました.普段は火炎が透明に近づくとその分燃焼室内での燃焼が完了していると見なせるので喜んでいるのですが,ここまで来るともはや不可解です.(ひょっとしてストイキよりかなりリーン側?)誰か詳しい人居たら教えてください.