2008年11月22日土曜日

プランB:フリーダム

どんな計画にも予定にない変更はつきものです。

トラブルが続発して気がついたら当初の面影がなくなっている、なんてこともしょっちゅう起こります。

なので、そういうトラブルに備えてプランB、いわゆる善後策をあらかじめ用意しておくと何かあった時に計画自体を頓挫させずにすむのです。

2段分離、やっぱりうまくいきません。
スマートな機構が思いつかないのです。
なんか重いし、気持ち悪い機構ばっかり作っている気がします。

新しい分離機構を考えている子も後ろの方に居るようですし、ここは開き直って未来の設計者への課題として丸投げしたい気分になってきています。
(頭の良いATOK君は「きぶん」→「機分」と変換しました。そうだね、最近そんなことばっかり考えてるね。アルミ2機分とか)

というわけで、H-18プランB、名付けて「フリーダム」号です。
『エンジンに最低限の計器とセパとパラつけて打っちゃおうぜ』思想を具体化したみたいなロケットです。
色々経たあと結局ここに戻ってきました。
(実は計画当初はもともとそういう機体だった)

ある意味、僕らバスシステム(機体、エンジン、セパ)担当者の夢みたいなロケットです。
作りたいんだから作っちゃえば良いんじゃないか、あいだに計器とか機構とか挟めばいろんなミッションに対応できるし・・・なんて機分の設計担当でした。

PS.明日の昼には秋田入り。
5時出発って、あと3時間切ってるじゃないか。

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