これで3日坊主じゃないぞ!
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今日は朝10時に集合を変更してスタート。
(だって、眠いんだもん・・・)
午後から会議の予定だったので、軽めの作業。
FRPのチューブを軽量化のため薄く削り込んで、メンテナンスセクションのハッチを作ります。
ロケットをランチャにセットしてから、内部に搭載された電子機器にアクセスするための専用セクションです。
基本的には組み立て後の内部アクセスはこの部分に集約させる予定です。
(今回、カメラだけは直接投入ですが・・・)
このセクション、『コミュニケーションモジュール』を略して『コモド』と呼んでいます。
この名称を知ってるのはたぶん僕だけですが・・・。
流行ると良いな。
あとはペイロードの仕様が決定したり、昨日の「ごはんですよ」がちゃんと硬化したか確認したり。
(ちゃんと硬化してました。型から抜けることも確認しました)
あとは、内部機器のFIXを受けた設計の最終調整を済ませて、本体部分の加工に入ります。
・・・最終調整でモジュール数が変わるかもっていう(笑)
インテグまであと3日。
完成するのかなぁ。
今日は写真は無しです。
=====追記=====
地味ですが大きなニュースです。
アメリカの民間企業が「個人向け」の衛星打ち上げサービスを開始するそうです。
インターオービタルシステムス社というアメリカのモハベ(宇宙関連の実験で有名)にある企業で、個人向け衛星の開発キットと打ち上げサービスを提供するそうです。
価格はなんと8,000ドル。
日本円で約80万円。嘘みたいな超低価格です。
衛星のサイズはいわゆる「超小型」級のようですが、従来のピギーバック(相乗り)打上では8万ドルでもおかしくないくらいですから、今回の8千ドルというのは超破格です。
ロケットは自社開発の「NEPTUNE30」というロケットを使用するそうですが、このロケットのデザインコンセプトがかなりイカしてます。
(ロケット紹介のページ)
非常に(むしろ異常に)細長いタンクを持った液体エンジンを、これでもか、というくらい"束ね"ています。
クラスターロケットの頂点のようなコンセプトです。
今までにない形状のロケットですね。
面白い。
ともかく、個人向けマイクロサットとして世界初のサービスではないでしょうか。
これが起爆剤になって超小型衛星が大ブレイクするかもしれません。
これから要注目のジャンルです。
追記2)
最初に引用したサイト(Technobahn)では衛星重量を7.5kgと紹介していますが、インターオービタル社のHPからダウンロードした仕様書では0.75kgとなっていました。
衛星は円筒形で、搭載されるスペースは直径10cm、長さも10cm。
ジャスト、うちのロケットのペイロードサイズくらいです。
ふふふ、面白いですね。
僕も作りたいな。
ロケットの方を。
1 件のコメント:
80万円とか嘘みたいなダンピング価格だな・・・.
とりあえず実績を稼ぐのが目的なんだろうか・・・?
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